TA500(泥土圧工法 管径φ250~300)
泥土圧式小口径管推進工法(先導体駆動方式)
普通土から滞水砂礫、玉石層、岩盤層まで、高精度推進
特長
- 先導体駆動方式の採用により、長距離においても安定した掘削性能を実現。φ250, 300mmの小口径管でも長距離推進に対応しました。
- 先導体内の受信コイルで左右の位置を計測する新計測方式により、計測作業が安定にしかも迅速に行えます。また、上下方向には液圧差方式を採用。高精度の曲線施工を可能とします。
- φ250, 300mmのヒューム管(1m管)をφ2.0mの円形立坑から推進可能。
- 大型ピンチ弁と掘削添加材注入による泥土圧方式。 排土量や滞水の制御を行い切羽の崩壊を防止することにより滞水層でも施工可能です。
- クラス最大の掘削トルクと礫破砕性能を向上させたチップインサートディスクを装備した新設計のカッタヘッドを採用。管径が小さいφ250, 300ながら大径礫への対応を可能としました。さらに、岩盤層の推進も対応可能です。
仕様
ヒューム管呼び径 | 250 | 300 | |||||
工法
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泥土圧式小口径管推進工法:1工程[先導体駆動] | ||||||
排土方式
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バキューム方式・スクリュコンベア方式 | ||||||
推進距離
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m
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max70~130(土質による) | |||||
シ
ス テ ム |
適
用 土 質 |
適用土質・N値
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-
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岩盤、礫、玉石混じり土、砂、シルト、粘土・N値=1~50 | |||
礫・玉石混じり土
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-
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一軸圧縮強度 196MN/m 2[2,000kg/cm 2] 以下 | |||||
-
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礫径 呼び径の100%以下 | ||||||
-
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礫・玉石含有率 90%以下(礫径50mm以上は40%以下) | ||||||
被水圧
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kPa
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max117.7kPa(1.2kg/cm
2)以下
現場透水係数の値により異なりますので 詳細は設計・積算資料を参照して下さい |
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岩盤
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-
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一軸圧縮強度 78.4MN/m 2[800kg/cm 2]以下 | |||||
推進装置
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推進ジャッキ
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推力/引き力
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kN
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max.980/294
[100/30ton] |
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スクリュ駆動※
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トルク
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Nm
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max.9800 | ||||
回転速度
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rpm
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max.20 | |||||
コントロール
ユニット |
適用環境温度
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℃
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0~40 | ||||
使用電圧
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-
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専用油圧ユニットより供給 (DC24V×0.3kW) | |||||
油圧ユニ
ット |
方式 |
-
|
エンジン駆動方式 | ||||
名称・形式 |
-
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コマツS4D102E・水冷4サイクル直接噴射式 | |||||
定格出力 |
kW
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60[80PS]/2000rpm (定格回転速度) | |||||
騒音 |
dB(A)
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93 (国土交通省告示第1537号の測定方法による) | |||||
先
導 体 |
寸法(外径×全長)
|
mm
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φ400×4085 | φ450×4085 | |||
質量
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kg
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1650 | 2100 | ||||
カッタ駆動
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トルク
|
Nm
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max.9800 [1000kg・m] | ||||
回転速度
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rpm
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0~20 | |||||
揺動
(方向修正) |
方向
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-
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全方向 | ||||
角度
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度
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-2.55~+2.55 (任意の角度に設定可能) | |||||
位置姿勢計測
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曲
線 部 |
方式
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-
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上下 : 液圧差
左右 : 電磁波 |
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測定可能土被り
|
m
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GL-1.5~6 | |||||
直
線 部 |
可能距離
|
m
|
約200 (環境により変動) |
単位は国際単位系によるSI単位表示。[ ]内の非SI単位は参考値です。
※スクリュ排土方式はオプション対応(受注対応)。
●本適用土質、推進距離を越える場合でも施工可能となる場合がありますのでご相談ください。
●本仕様は改良のため、予告なく変更することがありますので、ご了承下さい。
●本機および本機による工法の工業所有権は、コマツが所有します。
●本機をご利用される際の注意事項の詳細は取扱説明書をご覧ください。
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